2023年度 第53回

JAPAN PROFESSIONAL SPORTS AWARDS

岸田総理
日本プロスポーツ大賞授与式典
―令和5年12月21日―

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「出典:政府広報オンライン

内閣総理大臣杯 大賞

内閣総理大臣杯 大賞

侍ジャパンさむらいじゃぱん

プロ野球

これまで第1回(2006年/王 貞治監督)、第2回(2009年/原 辰徳監督)で2大会連続のワールド・ベースボール・クラシック優勝を飾っている侍ジャパンだったが、以降第3回(2013年)、第4回(2017年)では、いずれも準決勝で敗退している。
第5回で再び頂点に立つべく、2021年12月、栗山英樹氏が新監督に就任。日本人シーズン最多ホームラン記録を更新した村上宗隆選手、2年連続投手5冠を達成した山本由伸選手ら国内リーグ選手に加え、メジャーリーグからダルビッシュ有選手、大谷翔平選手、ラーズ・ヌートバー選手を招集した史上最強布陣で第5回大会に臨んだ。
1次ラウンドを危なげなく勝ち進み、準々決勝でイタリアに9対3で勝利した侍ジャパンは、5大会連続でベスト4に進出。
準決勝のメキシコ戦では、2023シーズンからメジャーリーグに挑戦する吉田正尚選手が攻守で活躍し、最後は村上宗隆選手の劇的なサヨナラ打で決勝進出を決めた。
決勝の相手はアメリカ。先制を許すも村上宗隆選手と岡本和真選手のホームランで突き放す。日本リードの中、ダルビッシュ有選手、大谷翔平選手の救援により、見事アメリカを3対2で下し、3大会ぶり3度目の優勝を飾った。 MVPには大谷翔平選手、ベストナインには大谷翔平選手、吉田正尚選手が選ばれた。

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殊勲賞・NHK賞

殊勲賞・NHK賞

北口 榛花きたぐち はるか

やり投げ/陸上競技
1998年3月16日生/北海道出身

陸上競技に出会ったのは、高校入学後に陸上部の顧問からの熱心な誘いによるもの。やり投げを始め、北海道大会で優勝したのはそのわずか2ヶ月後。2年生では全国高等学校総合体育大会陸上競技大会で優勝を飾る。
2015年1月には、2020年東京オリンピック代表選手候補に期待される日本陸上競技連盟の「ダイヤモンドアスリート」に認定され、同年7月に行われた世界ユース陸上競技選手権大会では女子やり投げ(500g)で金メダルを獲得した。
2016年日本大学入学。2017年9月の日本学生陸上競技対抗選手権大会では、60m49cmの大会新記録を樹立、優勝した。
2018年11月、フィンランドでの国際講習会でチェコのジュニアコーチをしていたデイビッド・セケラックの指導方法に興味を持ち、単身チェコに渡って指導を受ける。
2019年5月の木南道孝記念陸上競技大会では、64m36cmの日本新記録を樹立し優勝。
2020年日本航空入社。2021年東京オリンピック出場、決勝まで進む。
2022年7月に行われたオレゴン世界選手権大会では63m27を投げ、日本の陸上女子フィールド種目で戦前戦後を通してオリンピック・世界選手権で史上初となる銅メダルを獲得。
2023年8月に行われた世界陸上ブダペスト選手権大会では、最終投てきで66m73をマークし逆転優勝。日本女子フィールド種目ではオリンピック、世界選手権を通して史上初の金メダルに輝き、2024年パリオリンピック日本代表にも内定した。

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殊勲賞

殊勲賞

大谷 翔平おおたに しょうへい

大リーグ
1994年7月5日生/岩手県出身

2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック(以下WBC)では、シーズン同様二刀流で投打に活躍し、見事MVPを受賞。WBC史上初の投手・指名打者の2部門でベストナインに選ばれる。
シーズンでも好調を維持し、WBC優勝からわずか9日後に迎えたシーズン開幕戦で先発、6かい10奪三振無失点と圧巻のピッチングを魅せる。9月のフリー打撃中に右脇腹を痛め、2023シーズンが終了したが、打者として135試合出場、打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、を記録。アジア人史上初となるア・リーグ本塁打王を獲得した。投手としては23試合132イニングを投げ、10勝5敗、防御率3.14、167三振を記録。11月2日の選手間投票ではア・リーグ最優秀野手を受賞。同月16日、全米野球記者協会の投票によるシーズンMVPが発表され、2年ぶり2回目、満票でのMVPを獲得した。
9月には右肘の手術を受け、来シーズンは投手での復帰は断念、打者に専念する見通しとなっている。12月9日、ロサンゼルス・ドジャースと10年契約を結ぶ。

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殊勲賞

殊勲賞

井上 尚弥いのうえ なおや

プロボクシング
1993年4月10日生/神奈川県出身

井上尚弥は高校時代に史上初のアマチュア7冠を達成。2012年に大橋ジムでプロ転向を果たすと、2014年当時日本人男子最速となるデビュー6戦目での世界王座獲得。プロ8戦目には当時の世界最速となる2階級を制覇。2017年9月9日、待望の本場アメリカのリングに上がり、KOデビュー。2018年からはバンタム級に転級し、5月25日のWBA世界バンタム級タイトルマッチにおいて1R TKO勝利で当時国内最速プロ16戦目での3階級制覇を達成した。
2022年12月、WBO世界バンタム級王者ポール・バトラーと対戦しKO勝利。この試合で新たにWBO王座を獲得、またWBA王座の8度目、WBC王座の1度目、IBF王座の6度目の防衛にも成功し、ボクシング史上9人目、バンタム級及びアジア人として初の4団体統一王者となった。
2023年7月、WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチで王者スティーブン・フルトンに8R TKOで勝利を収め、2冠奪取、4階級制覇を達成。 日本ボクシング史上最高傑作との呼び声も高い『怪物~モンスター~』。

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特別賞

特別賞

阪神タイガーズはんしん たいがーす

プロ野球

2019年から4年連続Aクラスの成績を残すものの、1985年(昭和60年)から38年間日本一から遠ざかっているチームに、岡田彰布氏が2008年以来2度目の監督に就任する。
まずチームの標榜としたのは守備の強化。5年連続でリーグワーストとなった失策数を克服すべく、レギュラー選手の守備位置の固定など施策を打ち出した。結果、ゴールデングラブ賞に5選手が選出されるなど、守備の強化に成功した。
投手陣も安定した結果を挙げ、2桁勝利を挙げた先発投手が3名、抑えの岩崎優投手がシーズン30セーブを記録し、最多セーブのタイトルを獲得した。 打撃陣はリーグ最多の四球数を選ぶなど、出塁率が大幅に上がり、555得点とこちらもリーグ最多を記録。
9月1日にはマジック18が点灯し、そこから怒涛の11連勝を飾る。マジック1で迎えた9月14日の地元甲子園での読売ジャイアンツ戦に勝利し、2005年以来18年ぶり10度目のリーグ優勝を達成。
59年ぶりとなる関西に本拠地を置くチーム同士の対戦カードとなったオリックス・バファローズとの日本シリーズでは、第7戦までもつれ、阪神タイガースが4勝3敗で見事38年ぶり2度目の日本一に輝いた。
チームスローガンとして掲げていた「アレ(A.R.E.)」が 2023ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

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特別賞

特別賞

ヴィッセル神戸ゔぃっせるこうべ

Jリーグ

クラブ史上最高順位である3位を記録した2021年シーズンとは一変、2022年シーズンは一時最下位に陥り、J2降格の危機もあったが、そのチームを建て直したのは、現役時代も同チームでを活躍した吉田孝行監督だった。
シーズン終盤で5連勝を飾り、2022年シーズンは13位でJ1残留が決定。2023年シーズンも続投が決定した。
開幕3連勝を飾り首位にたつと、シーズン前半を2位で折り返す。しかし7月にチームの顔としてプレーしてきた主将アンドレ・イニエスタ選手がUAEに移籍。
それでも元日本代表の大迫勇也選手、武藤嘉紀選手、酒井高徳選手、山口蛍選手を中心にチームは好調を続け、第26節に再び首位に浮上する。
28節以降の上位対決も制したチームは、11月25日のホームで迎えた第33節、名古屋グランパスエイトに2対1と競り勝ち、クラブ史上初のJ1リーグ優勝を達成。
FWの大迫勇也選手は得点王に輝き、最優秀選手も受賞。ベストイレブンにはリーグ最多4名(浦和レッズと同数)が選出された。

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最高新人賞

最高新人賞

小田 凱人おだ ときと

プロ車いすテニス
2006年5月8日生/愛知県出身

9歳のときに骨肉腫になり車いす生活に。10歳から車いすテニスを始めると、18歳以下世界No.1決定戦「世界Jr.マスターズ」単複優勝、世界Jr.ランキング1位等、数々の偉業を最年少で達成。2021年には世界国別選手権BNP PARIBAS WORLD TEAM CUPジュニアカテゴリで日本の初優勝に貢献し、シニア世界ランキングでも世界トップ10入りする等活躍。国際テニス連盟が選出する、結果だけでなくコート外におけるリーダーシップやスポーツマンシップの原則を体現している選手に贈られる「ITF車いすテニスジュニアオブザイヤー2021」も日本人として初めて受賞。2022年3月には、車いすテニス世界国別選手権、「2022 BNP PARIBAS WORLD TEAM CUP」の男子日本代表に史上最年少の15歳10か月で選出され、5月の全仏オープンでは16歳23日でのグランドスラム史上最年少出場を達成しベスト4入り。更に、年間ランキング上位8名のみに出場が許される区車いすテニス年間チャンピオン決定戦、「NEC WHEELCHAIR SINGLES MASTERS」では、世界ランキング1位(当時)のアルフィー・ヒューエット選手を破っての大会史上最年少出場&優勝を同時に達成。2023年1月には全豪オープンで準優勝を果たすなど、名実共に、車いすテニス界のトッププレイヤーとして国内外から注目されている。

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功労賞

功労賞

石川 佳純いしかわ かすみ

女子卓球
1993年2月23日/山口県出身

元卓球選手の両親のもと、小1で卓球を始める。小6で初参戦した全日本選手権で3回戦に進出し注目され、その後全日本選手権でジュニアシングルス4連覇、インターハイでは3連覇など、ジュニア時代から輝かしい成績をあげる。
2011年の全日本選手権シングルスでは、22年ぶりに高校生が女子シングルス優勝という快挙を成し遂げ、以来、全日本選手権シングルスでは4回の優勝。
2012年のロンドンオリンピックでは、男女を通じて史上初のシングルス4強入り。団体でも史上初のメダルを獲得。2016年のリオデジャネイロオリンピックでも、団体で銅メダルを獲得。2017年の世界選手権では、混合ダブルスで日本人選手48年ぶりとなる優勝を果たす。2021年全日本選手権女子シングルスで5年ぶりの優勝。東京オリンピックでは日本選手団副主将として、また団体戦キャプテンとして銀メダルを獲得。
2023年5月、現役引退を発表した。

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功労賞

功労賞

イ・ボミBo-Mee Lee

女子プロゴルフ
1988年8月21日生/大韓民国出身

12歳でゴルフを始める。
2008年にKLPGAツアーデビュー。2009年のNefs MasterpieceではKLPGAツアー初優勝を飾る。2010年にKLPGAツアー3勝をあげ賞金女王になり、年間最多勝、最優秀選手、最小ストロークと併せて4冠を達成。
2011年からJLPGAツアーに参戦。2012年のヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップでJLPGAツアー初優勝。同年、賞金ランキング2位まで上り詰める。2015年には自身初の賞金女王となり、韓国と日本両ツアーでの賞金女王は史上初の快挙を達成。同年の年間獲得賞金は男女通じて日本国内ツアー史上最高獲得賞金額となった。2016年は5勝をあげ、2年連続の賞金女王となる。
2023年2月、日本ツアーからの引退を発表。

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敢闘賞

敢闘賞

宮田 莉朋みやた りとも

モータースポーツ
1999年8月10日生/神奈川県出身

幼児期、自閉症・発達障害と診断され、病院でカウンセリング受けながら幼児期を過ごす。モータースポーツが好きだった親の影響で、サーキットで体験試乗したところ、症状が落ち着いていたことが始めるきっかけとなった。
2004年からレーシングカートを始め、地方選手権で数々のタイトルを獲得。2013年からは全日本カート選手権に参戦し、2014年同選手権のKF1クラスでシリーズチャンピオンに輝く。2016年はフォーミュラトヨタ・レーシング・スクールのスカラシップを得て、FIA-F4選手権にフル参戦。第5戦富士で当時のシリーズ最年少記録16歳11か月で初優勝。この年と翌年でシリーズ連覇。2020年はSFL初代王者となり、スポット2戦でスーパーフォーミュラに参戦。SUPER GTでは2018年からGT300クラスに参戦し、2019年に初優勝と共にGT500クラスにスポット参戦。2020、21年はGT500クラスにステップアップし、2021年はポールポジション2回、2度の表彰台に登る。
2023年にはSUPER GT・スーパーフォーミュラ双方でシリーズチャンピオンを獲得。
2024年からはヨーロッパに拠点を移す。

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敢闘賞

敢闘賞

山下 美夢有やました みゆう

女子プロゴルフ
2001年8月2日生/大阪府出身

2023年は4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで今季初優勝し、通算7勝目を挙げる。5月にはブリヂストンレディスオープン、リゾートトラストレディスで2週連続の優勝を挙げると共に、生涯獲得賞金も史上最年少となる21歳299日で4億円を突破した。6月のニチレイレディスプロでも優勝をし、デビュー3年にしてツアー通算10勝目を挙げる。11月のJLPGAツアーチャンピオンシップでは大会2連覇となる通算11勝目で今シーズンを終えた。
メルセデス・ランキング3,117.19ポイント、年間獲得賞金は213,554,215円、年間ポイントと賞金の2部門で2年連続女王の座に輝く。

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敢闘賞

敢闘賞

宮澤 ひなたみやざわ ひなた

女子プロサッカー
1999年11月28日生/神奈川県出身

2018年、高校卒業後日テレ・ベレーザに入団。それまでは各年代別の代表にも選ばれていたが、2020年以降フル代表に呼ばれない時期が続き、東京五輪への出場は叶わなかった。
WEリーグ開幕直前の2021年2月にはマイナビ仙台レディースに完全移籍。第4節のちふれASエルフェン埼玉戦でWEリーグ初ゴールを挙げる。その後の活躍により、2023年6月には、2023FIFA女子ワールドカップの日本代表に選出。ザンビア戦、スペイン戦それぞれで2得点を挙げ、いずれの試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
1大会で2試合以上複数得点を挙げた選手は、同代表史上初。この大会では3度のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ、そして5得点を挙げ、大会得点王を獲得。
大会後はイングランドの強豪マンチェスター・ユナイテッドに移籍、11月26日のブリストル・シティ戦では移籍後初ゴールを挙げた。

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新人賞

新人賞

熱海富士 朔太郎あたみふじ さくたろう

大相撲
2002年9月3日/静岡県出身

小学校6年時に静岡県三島市の三島相撲クラブで相撲を始める。
2017年(中学3年時)、全国中学校選手権で個人5位に入る。その後飛龍高校に進学し、1年生からレギュラーで活躍。インターハイや国体、選抜選手権にも出場。
2020年、伊勢ヶ濱部屋に入門。四股名は出身地である「熱海」と、親方の四股名に入っていた「富士」を合わせた「熱海富士」と命名。同年11月初土俵に上がる。
2021年1月場所では序ノ口優勝。3月場所では序二段優勝。5月場所は優勝を逃し、3場所連続の格段優勝にはならなかった。
2022年3月場所後、新十両に昇進。9月場所後に新入幕したが、11場所で4勝11敗となり、1場所での十両陥落となる。
2023年7月場所で十両優勝し再入幕。9月場所では初の敢闘賞を受賞。11月場所でも11勝4敗をあげ、2度目の敢闘賞を受賞した。

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新人賞

新人賞

村上 頌樹むらかみ しょうき

プロ野球
1998年6月25日/兵庫県出身

小学1年生で野球をはじめる。
高校は名門智辯学園。1年の夏と3年の春・夏に甲子園に出場。2016年春の選抜高校野球大会ではエースとして全試合を一人で投げ抜き、決勝では投打に活躍、同校初の甲子園優勝に導く。
卒業後は東洋大学に進学。3年時には投手3冠、ベストナインに選ばれ、春季リーグ4連覇に貢献。同夏には日米大学野球選手権に出場する日本代表にも選出された。
2020年、阪神タイガースから5位指名を受ける。2021年、1軍での結果は残せなかったが、2軍で10勝1敗、防御率2.23で最多勝、最優秀防御率、最高勝率の3冠に輝く。
2022年ウエスタンリーグで最優秀防御率、最高勝率の2冠に輝くものの、1軍での登板はなかった。
2023年、2シーズンぶりに1軍に登板し、開幕から31イニング無失点の活躍を見せ、3・4月の月間MVP獲得。シーズン10勝6敗1ホールド、防御率1.75で最優秀防御率賞を獲得、18年ぶりのリーグ優勝に貢献する。日本シリーズでもオリックス・バファローズ山本由伸投手に投げ勝ち、38年ぶりの日本一達成の立役者となる。
11月、新人王と最優秀新人賞を受賞。

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スポーツ功労者/文部科学大臣顕彰

山下美夢有

舘 信秀たち のぶひで


モータースポーツ
1947年3月23日生/三重県出身

1960年代から国内外の様々なカテゴリーで活動。1974年と1975年には「マカオ・グランプリ」を連覇するなど活躍した。1982年にレーシングドライバーを引退して以降はチーム経営と後進の育成に専念する。自身のチームからはジャック・ヴィルヌーヴ(後のF1チャンピオン)、ペドロ・デ・ラ・ロサ、高木虎之介、中嶋一貴など多数のF1ドライバーを輩出し、日本のモータースポーツを世界的レベルに引き上げた功労者の一人と言える。一般社団法人 日本自動車連盟においても長年にわたり理事を務め(現職)、今もなお、様々な立場からモータースポーツ業界の発展に尽力し続けている。

綾部 美知枝

綾部 美知枝あやべ みちえ


女子プロサッカー
1948年11月4日生/静岡県出身

1969年に大学を卒業後、清水市立飯田小学校の教員として配属され、子どもたちに誘われサッカーと出会う。子どもたちがサッカーに取り組む姿勢を見て生活の変化に気づき、サッカーを教えるのではなくサッカーで学ばせることが大切であると考えるようになる。
1971年、静岡県サッカーコーチングスクールに参加し、指導者資格を獲得。日本で女性指導者として初の有資格者となる。その後、その指導力をかわれ「清水FC」の監督に任命され、1977年には第1回全日本少年サッカー大会において優勝。女性のサッカー指導者の草分け的な存在で、後に日本代表選手となる長谷川健太、大榎克己、堀池巧ら多くの日本を代表する選手を育成した。
また少年サッカーの指導を行う傍ら、父親たちが協力しグラウンドの整備や送迎、大会運営の補助を進んで行う組織(育成会)を立ち上げ、父親もチームを作り他校の父親と対戦する育成会リーグを発足させる。またその1年後には母親チームを設立し、ファミリーサッカーとして地域に広がり地域スポーツのきっかけを作る活動を行った。
さらに清水サッカー協会、静岡県サッカー協会理事の他、1996年からは日本サッカー協会の初の女性理事として少年と女子を担当。特に女子サッカーの発展に努め、各年齢ごとの大会を立ち上げ育成を図り、やがて現在の日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)の前身ともなる、日本女子サッカーリーグ(Lリーグ/なでしこリーグ)発足に尽力。なでしこジャパンの礎づくりにも大きく貢献した。

東福寺 保雄

東福寺 保雄とおふくじ やすお


モーターサイクルスポーツ
1956年10月18日生/山梨県出身

選手として全日本モトクロスチャンピオンを9度獲得。内2度125CCクラスと250CCクラスのwチャンピオンとなる。
引退後は、自身のT.E.SPORT 監督に就任。男・女問わず多数の若手選手が在籍しチャンピオン経験に裏付けられた指導で全日本選手権にチャレンジしている。活動目標は世界での活躍や競技で勝利する選手育成だけでなく、選手がレース経験を活かし経済的な自立出来る基盤づくりも目指し奮闘している。
また20年前から全国で唯一のモトクロスキッズスクールを開催。多くの国際ライダーを輩出し2023年レディースクラスチャンピオンも誕生。更に本スクールは社会活動のひとつとして、子どもたちの"チャレンジ"する熱い想いや"夢"に向かって努力する大切さ、仲間との"友情"、周囲への"感謝"そして"親子の信頼関係"を育む側面も持ち、"3歳からの子どもバイク教室"や小・中学生を対象とした"キッズスクール"を開催。子どもたちの年齢やその技量に応じたきめ細やかな指導や安全に配慮した取組みは、親御様から高い評価を博している。モトクロス競技だけでなく、モーターサイクルスポーツ振興に大いに貢献している。

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