2009年度 第42回

JAPAN PROFESSIONAL SPORTS AWARDS
内閣総理大臣杯 大賞

内閣総理大臣杯 大賞

石川 遼

男子プロゴルフ
1991年9月17日生まれ 埼玉県出身 18歳

2009年度 国内ツアートーナメント22試合出場、優勝4回。獲得賞金総額1億8352万4051円。賞金ランキング1位。2008年、16歳でプロデビューし、その年の11月にプロとしてツアー初優勝を飾り、17歳と2ヶ月で史上最年少の1億円プレーヤーとなったが、プロ2年目にして進化していくスピードの速さ、そして足踏みすることを知らないプロとしての成長は、他に類をみない驚異的なものだった。2009年4月に憧れのマスターズに出場後、ミズノオープンよみうりクラシックで今季初優勝し、全英オープンの出場資格を獲得。8月の全米プロではメジャー初の予選通過を果たし、10月のザ・プレジデンツカップでは世界中のトッププロが出場する中、5戦の内3勝をあげ、その名を世界に知らしめた。国内においてはサン・クロレラクラシック、フジサンケイクラシック、コカ・コーラ東海クラシックに優勝。今季4勝を挙げ、シーズン中盤からは賞金レースをリードし、最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップで史上最年少、18歳の賞金王を決めた。現在(12月13日)オフィシャルワールドゴルフランキング30位。

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殊勲賞

殊勲賞

原 辰徳

プロ野球
1958年7月22日生まれ 51歳

今シーズンはWBC日本チーム監督としてTVの前に釘付けになった多くの国民の前での胴上げで始まった。シーズン幕開けは逆転負けで始まったが、すぐ態勢を立て直し交流戦も勝ち越してセ・リーグ他5チームを引き離していった。結果はリーグ優勝、日本シリーズで7年ぶり21回目の日本一、続くアジアでも強敵韓国を破った。これらの勝利は全て原監督の卓越した統率力によるものである。指導者としても自分の目をかけた選手に厳しいハードルを課し、難題をクリアしたものを残していく方法をとった。原監督の本年の数々の栄光は更に続いていく連覇への序章であると信じる。

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殊勲賞

殊勲賞

ワールド ベースボール クラシック 日本代表

プロ野球

野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」で第1回大会に続き、第2回大会も優勝し、連覇を果たした。原 辰徳監督のもと、安定した投手力に機動力を絡めた采配で投げては松坂大輔が2大会連続のMVPを獲得、打っては青木宣親、中島裕之らが活躍し、決勝の韓国戦では手に汗にぎる激闘の末イチローの一打が試合を決めた。

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殊勲賞

殊勲賞

白鵬 翔

大相撲
1985年3月11日生まれ 24歳

今年は白鵬時代を磐石のものとした。史上初の6場所連続14勝以上、前人未踏の年間年間86勝を挙げ、朝青龍の84勝6敗を更新した。3年連続年間最多勝とその実力は揺るぎない。実力と人気のバロメーターともいえる年間懸賞本数も史上最多の1613本を獲得した。得意の右四つ左上手を引き、相手の力を吸収し、危なげなく寄り切るという横綱相撲で白星を重ねた。下位力士に対しての安定感は抜群で、今年与えた金星は翔天狼に不覚をとった1度だけだった。東京場所3場所は優勝決定戦で敗れ優勝を逃したものの、3月場所、11月場所は全勝優勝、7月場所は14勝1敗と優勝を重ね優勝回数は12回となった。大横綱・双葉山を目標とし、相手に応じて立ちながらも機先を制す、「後の先」の立会い、木彫りの鶏(木鶏)のように何事にも全く動じない不動心を追求している。連勝記録は24で継続中、自己最多の33、さらには双葉山の69連勝に夢が広がる。

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最高新人賞

最高新人賞

摂津 正

プロ野球
1982年6月1日生まれ 27歳

2009年ドラフト5位で福岡ソフトバンク入り。オープン戦で10試合無失点の好投を見せ、チームの新人で唯一の開幕出場選手登録を果たす。プロ初登板で初ホールドを記録するなど、ゲーム終盤の要所で起用され、強力リリーフ陣の一角として活躍。オールスターゲームではファン投票中継ぎ部門で、両リーグ通じて唯一のルーキー出場。9月には同僚・藤岡投手が持つパ・リーグ新人最多登板記録(62)を更新し、シーズン最終戦で球団新記録となるシーズン70試合登板を達成。厳しい内角へ投げ込める抜群の制球力を武器に、パ・リーグ新人最多記録となる39ホールドポイントをマーク、最優秀中継ぎ投手と最優秀新人賞を獲得した。シーズン中は寮での入浴中も自身の投球映像をチェック、対戦相手の研究にも余念がなかった。プロ2年目の自主トレでは寺院での護摩行に挑戦し、西鉄・稲尾投手以来51年ぶり2人目の2年連続70試合登板を目指す。

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特別賞

特別賞

鹿島アントラーズ

Jリーグ

2007年オズワルド・オリヴェイラ監督が就任し、攻守一体のサッカーでJリーグ史上初のリーグ戦3連覇を成し遂げた。リーグ優勝は今回で7度目。その他天皇杯3回、ヤマザキナビスコカップ3回を含め13個目のタイトル獲得となり、自らが持つ最多優勝記録も更新。ホームタウンは茨城県鹿嶋市、潮来市神栖市、鉾田市、行方市。チーム名の「アントラー(antler)」は英語で鹿の枝角を意味し、鹿島神宮の神鹿にちなみ、枝角は茨城県の茨をイメージしている。「FOOTBALL DREAM」~同じ夢を見よう~を活動方針とした地域密着型クラブ。

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特別賞

特別賞

長谷川 穂積

プロボクシング
1980年12月16日生まれ 29歳

2005年4月にWBC世界バンタム級タイトルを獲得。以来4年以上に渡り、同タイトルを9度防衛。2009年は3月(8度目の防衛)、7月(9度目の防衛)と2連続1RKOでの防衛に成功し「日本ボクシング界のエース」「PRIDO OF JAPAN」と呼ばれている。超高速連打と絶妙なカウンンターパンチ、卓越したディフェンステクニックとスピードを誇るサウスポースタイルのボクサーファイター。戦績29戦27勝(11KO)2敗。

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特別賞

特別賞

横峯 さくら

女子プロゴルフ
1985年生まれ 24歳

2004年入会。今年度、公式戦「LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ」に優勝するなど年間6勝を挙げ、自身初の年間獲得賞金ランキング第1位(賞金女王)と年間最優秀選手賞を獲得。部門別では、獲得賞金、平均ストローク、バーオン率の3部門で1位と獲得するなど、1年間を通して安定した成績を残した。また今年の獲得賞金1億7,501万6,384円は、LPGA史上年間最高獲得額。その他にも開幕から8試合連続でトップ10入り、82試合連続予選通過などの好記録を打ち立てた。シーズン開幕当初から順調に勝ち星を挙げ、ツアー序盤の主導権を握った横峯。シーズン半ばでは勝ち星に恵まれず、女王を諦めた時期もあったが、ラスト3戦で2勝を挙げるなど見事な復活劇で栄冠を勝ち取った。過去3年で3位・2位・3位と、あと一歩の所で届かなかった念願の女王のタイトルを手にし、来季以降の更なる飛躍に期待がかかる。

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特別功労賞

特別功労賞

杉山 愛

女子テニス
1975年7月5日生まれ 34歳

4歳でラケットを握り、15歳で日本人初の世界ジュニアランキング1位に輝く。17歳でプロに転向し34歳まで17年間プロツアーを転戦する。グランドスラムで3度のダブルス優勝、4度のオリンピック出場を果たす。生涯通算でシングルス492勝、ダブルス566勝をあげる。グランドスラム連続出場「62」回(シングル)という世界記録を誇り、ギネス記録に認定される。2009年10月3日、東レパンパシフィックオープン大会を最後に現役を引退。

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特別功労賞

特別功労賞

杉山 愛

女子テニス
1975年7月5日生まれ 34歳

4歳でラケットを握り、15歳で日本人初の世界ジュニアランキング1位に輝く。17歳でプロに転向し34歳まで17年間プロツアーを転戦する。グランドスラムで3度のダブルス優勝、4度のオリンピック出場を果たす。生涯通算でシングルス492勝、ダブルス566勝をあげる。グランドスラム連続出場「62」回(シングル)という世界記録を誇り、ギネス記録に認定される。2009年10月3日、東レパンパシフィックオープン大会を最後に現役を引退。

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功労賞

大相撲

魁皇 博之

プロ野球

魁皇 博之

男子プロゴルフ

藤井 久隆

女子プロゴルフ

鈴木 美重子

Jリーグ

松崎 孝紀

プロボクシング

江口 啓二

プロボウリング

山本 勲

日本レースプロモーション

ロイック・デュバル

ダンス

河内 芳朗・河内 方子

中央競馬

横山 典弘

地方競馬

小林 俊彦

JKA競輪

武田 豊樹

JKAオートレース

木村 武之

競艇

松井 繁

キックボクシング

蘇我 英樹

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新人賞

大相撲

翔天狼 大仕

プロ野球

摂津 正

男子プロゴルフ

塚田 陽亮

女子プロゴルフ

宋 ボベ

Jリーグ

渡邉 千真

プロボクシング

細野 悟

プロボウリング

佐藤 まさみ

日本レースプロモーション

塚越 広大

ダンス

瀬古 薫希・瀬古 知愛

中央競馬

松山 弘平

地方競馬

長澤 幸太

JKA競輪

木暮 安由

JKAオートレース

廣瀬 勝光

競艇

平山 智加

キックボクシング

緑川 創

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